harpmoon’s diary

繊細でフラフラな日常を送るひとの日記

バイオダイナミック農法と水の回転の話

バイオダイナミック農法と水の話は、

やはり自然食品店に勤務していた時に同僚から聞いた話だ。

学生時代の勉強は嫌いだったのに、好奇心だけは年をとってからも旺盛なので、

出入りの業者さんやいろいろ知識を持っている人を捕まえてはタダで

話しを聞いていた。

興味深々で聞き取るので、あちらもいろいろ話してくれる。

世界にはまだまだ知らぬ事があり、とても面白いなあ…と思ったので、

書いてみようと思う。

 

ルドルフ・シュタイナーをご存じだろうか。

あまり詳しくなくともシュタイナー教育は少し聞き覚えがあるかもしれない。

ルドルフ・シュタイナー(1861年~1925年)

オーストリアドイツで活動した神秘思想家、哲学者、教育者である。

(最近では俳優の斎藤工さんがシュタイナー出身との話題があった)

 

バイオダイナミック農法は簡単にいうと、シュタイナーが提唱した農法で、

地球や生物の循環に沿ったサステナブル(持続可能な)な農法で、

化学肥料や農薬を使わず、太陽の動き月の満ち欠けや、天体

地球と植物のリズムに合わせて作物を栽培する農法だ。

 

農場はそれ自体が「生きた生命体」であり、無機的に単一製品を生み出す「工場」ではないと説き、合成農薬や化学肥料の使用は、人、動物、植物や自然が本来持つ生命力の低下を招いていると警鐘を鳴らしました。

バイオダイナミック有機農法とは?日本では入手困難な情報を本場ドイツから公開! (iob.bio)

 

通常の有機栽培などと違うのは、農業を太陽や月の動きなど

宇宙レベルでとらえ、深い精神性のもとに考案された農法で、生産性はあまり

重要視されないようだ。

ソース画像を表示

日本にも古来より種まきの日にちにより、収穫量が異なるなどの、

古の知恵があるそうです。

・2月15日小松菜を播く(まく)。15日に播け(まけ)ばどの月でも育つという(江戸時代、奈良の農書「山本家百姓一切有近道」)

下弦の月(23日小潮)の時かつての各地の農書に様々な移植すれば多収となる。上弦の月(8日小潮)の時に移植すれば収量が少ない(江戸時代、沖縄の農書「西村外間農書」)

地球とともに生きる - エルマの読みもの - エールマーケット -

思えば、農業は種を蒔いて水をやり、

様子を見守る以外は植物の生きる力だのみだ、

種から育てるのはとても楽しく、小さな芽が出てくると育つのが楽しみで毎日

観察してしまう。

 

そして「水の回転」の話だが、ドイツのオーガニック洗剤のメーカーで

Sonett(ソネット)という会社があるのだが、この会社の製品には

バイオダイナミック農法で作られたものを原材料として使用しており、

環境意識の高い会社だ。

ここまではふ~んオーガニックの洗剤ね、となるのだが、

この会社の理念の高さは半端ではない。

何事もやるならとことん極めたいものだ!

ソネットでは、

水に回転を与えて活性化、自己再生させるそうで、この話は初耳だったので

大変おもしろく話を聞いたのを記憶している。

天然成分を使用し生分解する地球にやさしい洗剤、ここで終わらないのである。

水は本来渦を巻く性質をもっており、回転を与えることで、

水本来の動きとリズムを記憶し、エネルギーに満ちた水は早く自然に帰るそうだ。

 

有害物質を含まない洗剤の製造―これはソネット社の目指すゴールではありません。その先にある、洗浄によって自然の水からエネルギーを奪ってしまうという事実。 これを見過ごさなかったのです。 そこで、水が自然のサイクルにより早く戻る為に、積極的に働きかけを行う独自の2つの方法を考案し、取り入れています。

 

ソネットの液体洗剤には、12個の卵型をしたガラス容器で成るタワーを通過させた水を使用しています。 水は各容器の中を渦巻きながら通過し、その過程で空気を包み込み、エネルギーに満ちた水となります。 これが、「渦巻き活性水」です。

水は本来、渦を巻くという性質を持っています。 排水溝を流れていく水が渦巻いているのもその表れです。 渦巻き活性水を使用することにより、洗剤となっても水本来のリズムと動きを記憶し、 早く自然の状態に戻ることができると考えたのです。

 

ソネットの品質基準・取得認証 | オーガニック洗剤のソネット (sonett.jp)

 

年々、環境に配慮した洗剤も探せば増えてきているように感じます。

こんな面白話とともに、洗剤をさがしてみようと思います。

環境に負担をかけない洗剤であってもなるべく使用料は少ない方が

よいらしいです。

少し前までは食洗器専用の洗剤を使っていたのですが、

全くムダでした、汚れを落としてから入れれば洗剤はいらなかった。

お湯などを利用すれば洗剤は使わなくてもたいがいは落ちるかもしれませんし、

お財布にも優しいです。

(物価上昇したぶん環境に悪いものから削ってみる?)

ちなみに、洗顔米ぬかを使用していますが、ファンデーションが

いらなくなりました、するとクレンジングも不要になり、

どんどん節約になりました。

化粧品もここ1.2年でどんどん種類が減りすごくシンプルになりました。

 

ちなみに水は記憶する。マドモアゼル愛先生がおっしゃっていましたので、

いづれまた。

水はなくてはならない大切な資源。

 

 

 

harpmoon.hatenablog.jp

 

 

繊細さん HSP ~ 過去は変えられる

このブログのサブタイトルに「繊細」という言葉が入っている。

HSPだったと自覚したのはたった二年前だ。

世間的にも流行してきたので自然に耳に入ったのだろう。

これまでの人生の出来事に辻褄があったように感じた。

 

仕事上では、多くの人が気づかないような細かい事を流さず、

ひとつひとつ改善していき、それがあたれば職場でよい立場になる事も多かった。

しかし、上昇しても長くは続かない、HSP気質で最後まで戦えないのだ。

生意気な部下が出てくればすぐに負けてしまう。

遠慮をして立場を譲ることになったり、潔く身をひいてしまう。

職場の雰囲気を保つために細心の注意を払い、人の為にひと肌脱いだ事も多かった。

姉御はだなのか、気が弱いのか人格崩壊だ。

人間関係に細心の注意を払うため、毎日が消耗戦、

全く自分の事を粗末にしていたと思う、

いま思えば遠慮をしても誰の為にもなってはいなかった。

 

そして、なんとなく職場や学校でも浮いていてその場に馴染んでいないと

いつも自分では感じていた。

集団での雑談よりもどちらかと言えばさしで語る方が落ち着く。

 

HSPに関係するのかはわからないが、相手によって人格を変えていたように

思う、わざとではないが結果的にそうなった。

気づく瞬間は昔の知り合いに会った時に、

あれ?わたしどのキャラでこの人に接していたっけ?

と思い、はじめて気づくのだ。

 

こんな具合であったが、

とても勇気づけられた本があるのでご紹介したい。

長沼睦雄先生

敏感すぎていきづらいひとのこころがラクなる方法」

この本の画期的なところは心理学や医学的なことばかりでは

なく非常に包括的にアプローチしてくれる点だ。

化学物質、電磁波、食品添加物、マインドフルネス、

などにもふれており、

特に(STEP21)の「傷つけられた過去も変えられる

という部分に勇気づけられた。

過去の思い込みは客観的な情報によって、書き換えが可能である、

~ 実は本来は時間や空間に関係なく、あらゆる自分がパラレルに存在

している ~ というものだ。

この一部だけではよくわからないと思うのだが、

この時、同時に違う分野の本を読んでいたのだが、

全く同じような事が書かれていたので、大変驚いてドキドキした。

 

HSPでなくとも人はいろいろ傷ついた過去などがある方も多いと思う。

自分で過去は気にしないと吹っ切れる方もいると思うが、

過去を自分でコントロールすることが出来れば

多くの人の悩みも解決し、生きることが少し楽になると思う。

 

自分を大切に出来ない、自分が嫌いだという方は

これからは個人の個性を大切にする時代に入ってきたので、

自分を大切にする練習をしてみるとよい、

何につけガマンは禁物だ、慣れない方はトイレを我慢しないなど、

小さな積み重ねも自分の心の声に従うことになるそうだ。

自分のわがままを聞いてあげる、自分を大切にする。

スピリチュアル的には例えばワンネス、

他者と自分はイコールなので、自分を大切にすることは他者を大切に

することと同じ事なのである。

 

 

harpmoon.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんちゃって手作りベーコン ~食品添加物

添加物を気にしていますか?

日本は食品添加物天国であり、添加物を避ける食事は普通のスーパーで

買い物をしていたらまず無理です。

そしてなぜか、隠れキリシタンのごとくオーガニック好きはあまり人

に悟られぬようひっそりと生きている。

たまに仲間を見つけると嬉しいという具合だ。

つまり日本では「めんどくさいヤツ」とみなされる傾向があるように思う。

 

欧米ではオーガニックの食品はもう少し一般的であるようだ。

日本のものは安全、安心というイメージが一般的だが、

カルディで簡素なビスケットを購入したとき、いつものように食品表示

裏返してみてみると、添加物が入っていなかった

日本のお菓子には必ず、クッキーなどの焼き菓子にも添加物かトランス脂肪酸

が投入されている、市販品には必ず添加物を入れなければ流通に耐えられない

というわけではなかったのである。

やれば出来るのか…と日本製品にガックリとした。

昔は美味しいと思って食べていたあのお菓子、このお菓子、

想い出もあり大好きだが、

添加物を抜いてから食してみると、混ざりもの味が感じられて悲しい、

もはや心底美味しいとは思えない。

ただ子供の頃の思い出を噛みしめるのみである…

 

体に良くない食品の一つとして必ず登場するのは、ハム・ソーセージだ。

WHOハム・ソーセージなどの加工肉発がん性を高めると発表している。

添加物などにより、なんと1㎏の肉から倍の2㎏のハム・ソーセージ

が作れるそうで、数ある食品の中でも添加物の分量が多いのも特徴のようである。

 結着補強剤(リン酸塩(Na)

 発色剤(亜硝酸Na

 保存料(ソルビン酸

 酸化防止剤(ビタミンC)

 乳化安定剤(カゼインNa)

 pH調整剤(フマル酸)

 着色料(コチニール色素など)

亜硝酸ナトリウムは、毒性が強く、食肉に含まれるアミンという物質と結びついて、ニトロソアミン類という発がん性物質に変化することによって、摂取し続けると、がんになる可能性が高まると懸念されています。

引用: 亜硝酸ナトリウム(発色剤)|避けた方がよい添加物

こどもが小学生の時に調理実習でベーコンを持って行ったのだが、無塩せきの

ピンク色でないベーコンを持たせたので

○○君のベーコン腐っていない?大丈夫?

とクラスのお友達に心配されたそうだ。

わたしはそれを聞いて、みんなこそ大丈夫か?と日本の未来を心配したが、

通常見慣れていてよく食されているものはピンクの方だ。

わたしもたまに薄切りハムの入ったサンドイッチが食べたいなあ…

と思わないではない。

こどもの頃は食べていたので、味は知っている。

子どもが産まれ、自然食品店にパートに行ってからは食品について毎日

勉強していたので、大手メーカーの一般的なものは一切食べなくなってしまった。

 

しかし、自然食品店を退職した今、わざわざ毎回買いに行くのも面倒だ。

ある日、簡単な手作りベーコンの作り方を思いついたので、

参考までに紹介する。

市販のうすぎり豚バラ肉をジップロックなどに入れて少々とローズマリー

など手持ちのハーブをまぶし、一晩か数時間ていど冷蔵庫に保管したら

冷凍するだけ。

 

なんちゃってベーコン レシピ

豚バラ      200g

塩        少々

ローズマリー   少々   (家にあるお好きなハーブ)

 

塊肉でもよいが、豚バラだとなお簡単安い。

ナポリタン、ピザなどに使用。

黒コショウなどもあうかもしれない。

パストラミハムっぽくなるかも?

 

ハムが食べたい場合は「とりムネ肉」で簡単にチキンハムは作れる。

(ローフ型にホイルでまいて、湯に投入するなどのレシピがあったと思う)

しかし、簡単であるが、やや面倒だ。

このベーコンならいつもの冷凍保存の時に、ちょと塩とハーブをまぶす

だけ、ベーコンの正しい定義は「塩漬けにした肉を燻製にする

だと思うので、正しくはベーコンではないが、代用品としてはまずまずだと思う。

ちなみに

無塩せき」とは、亜硝酸ナトリウムなどの発色剤を使用しないという意味

引用:【無塩せき】食塩は使っていない?減塩にならない理由とは | ソルトル

とのことです。

 

安全なものは手作りするしかないのですが、

小規模のメーカーで安全なものも売っています。

 

小さなメーカーが出来るのになぜ、大手メーカーに出来ないのか。

いつも不思議に思います。

利益率を考えてということでしょうか?

しかし小さなメーカーも商売ですから利益がたっているということですよね。

CMや、いろいろな事情で大企業は大きくなりすぎたので、

逆にもうどうにもならないのでしょうか?

これは洗剤などにも言えることですね。

売っているものがすべて安全であって欲しい、

商品を裏返してため息をつくのに飽きました。

 

harpmoon.hatenablog.jp

 

 

 

風の時代がやってきた ~嘘はだめよ

地の時代2020年12月22日終わりをつげ、風の時代がやってきた。

コロナも始まり、仕事上の悩みも重なってスピリチュアルの情報に以前より

触れる機会が多くなった。

もともと子供のころから不思議なものや、心霊や妖精などに興味があり、

友達に本を借りたり、本屋で立ち読みにいそしんでいた。

ところが、アセンションが起こると言われていた2012年に何もなかったなあ…

ホピの予言」はどうしたんだ、などと誰にも言えずにひっそりと

心の中で思っていた。

凡人の自分はがっかりしていたので、一時スピリチュアルから離れていたが、

またまた復活したわけだ。

今思えば、やはり2012年から何かはじまっていたのかもしれない、

最近になり急に世界が動き始めた。

 

宇宙の星々には寿命があり、やがて地球も太陽も爆発して命が尽きる。

というような話を聞いては、

あ~、さぞ最後の人類は怖い目にあうに違いない、あと50億年なんて

 生きていないので心配ないな、でも輪廻しちゃったらどうしよう

などどくだらない事も考えた。

 

しかし、最近では少し世紀末的なニオイがしてきたので、

あれ?最後の人類期にあたっちゃったかも?」と突然のこの身の不幸に

戸惑っている。

大転換期の後 皇の時代」という本をご存じだろうか、

文明は2500年ごとに大津波で文明が洗い流され、時代が交代し、

次回は苦労も、不安も不要、自分らしく楽に楽しく生きられる

高次精神文明の時代がやってくるのだそうだ。

   後で読み返したところ、今回は津波はないらしく、

   時代の移行期だということでした(失礼しました)

 

すごく楽しそう、早く皇の時代よ来たれ!

んっ? 大津波で文明が流されて次の時代に?・・・

それはどうにかなりませんか?ちょっとまって、

 

最近以前では考えられないような事が次々起こっています。

風の時代は嘘がつけなくなる、いままで隠されていたものの情報開示

されるでしょう、と言われていたが、

今回の選挙での新しい党の主張は以前なら公の場で

言ってはならないタブーですし、「NHK日曜討論」の黒川氏、

他、暴露系なる言葉も出てきました。

もっと世界的な規模での話も今後は期待します。

まさに破壊と再生ですね。

商売も嘘の商売はだめで、正直にやるのがいいそうです。

 

風の時代の始まりはこんなに荒っぽい、殺伐とした感じであったとは、

もう少しソフトに移行したい。

 

人類一緒に集合意識で穏やかに時代を移行できるよう願う。

 

 

 

harpmoon.hatenablog.jp

 

 

スピリチュアルと量子論とヨーガと


そのむかし、ギリシャ・ローマ時代だろうか、

学問は今のように分類がされておらず、すべて哲学ということであったらしい。

一見「スピリチュアル」は「学問」とは対極のものであるように思えるが、

わたしの中で近頃だんだんつながって来た。

世の中的にも広まりつつあるかな?

 

この宇宙は投影された映像である

未来は過去を変えられる

思考は現実になる

超ひも理論が示すパラレルワールド」 

これらは量子力学の分野の書籍から取った言葉だが、

スピリチュアルでもよく言われるような言葉ですよね。

 

また、スピリチュアルでもよく出てくる考え、最近はやりの

瞑想」「ワンネス」「いまここに集中する」(マインドフルネス)はおそらく

すべて伝統的なヨーガの教えだ。

ちなみにヨーガの聖典は大きく4つあり

『カタ・ウパニシャッド

『バガヴァッド・ギーター』

ヨーガ・スートラ

『ハタヨーガ・プラディピカー』

ほぼほぼスピリチュアル的思考はここにあるように思う。

ヨーガと言ってもダイエット目的などのエクササイズではなく、古いヨーガの聖典

精神性を重んじているのだ。

 

学問を突き詰めると、やがてスピリチュアルにたどり着くのではないかと思う。

こんなことを考えると、なんだか最近現実が、

ふわふわした映画の一部で空想の世界にいるようで仕方がない。



とはいえ、まだまだ現実社会でもまれる日もあるが、

所詮は幻想か、と近頃ではやり過ごすことにしている。

 

時間さえ本当は過去から未来に流れているものという認識は幻想であるらしい、

3次元世界を生きる上での便宜的なものだ。人間の脳ではとうてい考えが及ばない

のがこの宇宙の原理で、いくら考えたところで、何人もたどり着かないだろう。

もしたどり着けたらそれが世に言いう「悟り」であり終着点であり始まりだ。

このあたりは、小宮光二さんのYouTubeを見ると大分考えがまとまってきた。

 

タイムマシンで行き来できるかどうかはわからないが、

未来から過去は変更できるらしいのだ。

変更すると未来に影響があるのでは?という心配は無用、いろいろな

考え方から総合すると、

おそらく、変更したパラレルワールドが存在するだけで、

すでに起こったパラレルワールドも存在し、変更できるが、変更できない、

パラレルワールドが増えるだけではないかということに至った。

 

またお釈迦様の教えでは、この世の苦しみは「煩悩」によるもので、

これらを手放すことによって、苦しみから逃れる、解放されるというものが

あったと思うが、20代の頃は

煩悩をすべて捨てたら進歩もないし、つまらない、

                 生きている意味がないのではないか?

と、この考えを軽く拒否、20年以上たった今は少しこの考えが受け入れられる

ようになりだいぶ枯れてきた。

 

理屈をこねる割にはなかなか、現実にはまだまだ吹っ切れない事も多い。

さし当たり本格的ヨーガを習いに行きたい。

 

 

 

 

 

 

味噌としょうゆが無くなる日 ~大豆について

農業の高齢化が進んでおり10年後は大丈夫か心配の声も上がり始めた、

ウクライナ問題などでも、食料品の高騰が世界中で進んでいる。

(と、言われている)

大豆の価格が上昇というニュースがあったので、以前から気になっていた

大豆について考えてみる。

 

味噌、醤油、納豆、豆腐、など大豆は日本人にはなくてはならない作物だ、

大豆の自給率は「農林水産省」のHPによると、令和2年で6%

日本になくてはならないはずの大豆の自給率はなぜこんなにも低いのか

あまりにも心もとない、数年前から不思議に思っていたことの一つだ。

 

大豆は意外にも湿害に弱い作物だそうだ、戦後は食用油の使用も増えたので、

大豆は油にも使われる。

 

大豆は湿害に弱いらしい

湿害に弱く、排水性の悪い水田では著しい収量・品質の低下が発生するほか、気象条件による作柄の年次変動が大きい傾向があり、生産が拡大しない要因の一つとなっています。

引用:(2)食料自給率の向上に向けた取組 エ 大豆:農林水産省 (maff.go.jp)

 

その大豆の輸入先1位はアメリ(やっぱりアメリカか…)

 

2019(令和元)年の貿易統計(ぼうえきとうけい)によると、大豆の輸入量

ゆにゅうりょう)は39万トンです。
おもな輸入先別輸入量は、アメリカ249万トン(73%)、ブラジル55万トン(16%)、カナダ33万トン(10%)となっています。

引用:大豆の国別の輸入(ゆにゅう)数量をおしえてください。:農林水産省 (maff.go.jp)

海外の土地は広く、大規模農園の収穫量に価格が負けてしまうのでしょうか?

 

大豆の関税は?

 

A. 昭和36年輸入自由化以降、漸次引き下げられ、47年以降は無税 です。

【解説】
 明治32年以降大豆には関税がかけられていましたが、世界大戦等の影響により数回免税になりました。その後、自由化の議論が活発になってきた昭和26年に10%の関税を復活。昭和36年輸入自由化の際の関税は1kgにつき4.8円(従価13%相当)でしたが、その後ケネディラウンドを経て昭和47年までに0円に引き下げられました。ただし、昭和48年にアメリカの大豆輸出規制があったため、協定上正式に無税となったのは昭和55年になります。

引用:大豆のまめ知識:農林水産省 (maff.go.jp)

 

この状況ではなかなか日本での生産は衰退していくばかりでしょうか。

 有事になってはじめて気づきますね、米、味噌、醤油、これらは何時も守って

行かなければいけない。

 

農業の新規参入は一般人にはなかなかハードルが高いように思う。

いまのところ農業は薄利のイメージもあり、代々農家でない人が参入するのは、

そうとうな覚悟を持った行動力のあるひとだと思う。

農業を儲かる商売に変換するのは今しかない、

こういう時にこそ税金が使われるべきだ。

農業に興味があり少しだけ調べてみたことがあるが、新規参入で確か

助成金が出るのは、(40代くらいまで)

若い世代のみのところが多いと思う。

しかし、高齢化が進んでいるので、もう少しハードルを下げていただきたいが、

農業が利益化するのに高齢からでは間に合わないのか?など

理由が思い浮かんだ。(これは現場に聞いてみないと分からない)

 

辰巳芳子さんをご存じだろうか。

「命のスープ」で有名な料理研究家の方で、辰巳さんの考え方は個人的に

とても好感が持てますし、何冊か書籍も持っている。

この方は「大豆100粒運動」をだいぶ以前からしていらっしゃいます。

とても素敵な理念ですので、ぜひ見てみてください。

辰巳芳子からみなさまへ~大豆100粒運動を支える会 (daizu100.com)

 またこんなことも言っている

 

いまの料理研究家「簡単に」を連発するでしょう。家庭料理は簡単であってはなりませんよ。しなければならないことを徹底的にするのが家庭料理です。家庭の食事は人生そのもの。いのちそのものですから。

辰巳芳子さんが叱った!「最近の料理研究家は『簡単に』連発し過ぎです」(1/2)〈AERA〉 | AERA dot. (アエラドット) (asahi.com)

わたしは、電子レンジを使った「ほら簡単」という言葉を多用する料理家の

レシピは見ない。

気が合うなあと思う…

(レンジを使った食物は根本的に生命力が奪われたカスのようなものだ、

 とういう説を信じているからだ、レンジを使用した方が、ビタミンの

 流失が少ないと言われていることも知っているが、自然界に無い不自然な

 振動を与えて熱を発するのだ、生命力が奪われていてもおかしくはない、

どの説をとるかは自己判断で!)

 レンジも使用していますが、極力減らす努力をしています。

 

でも働いて帰ってきて、夕飯の支度は毎日本当に大変だ、「レンチン」に頼る

のも無理はない。(日本のおかあさんについては別ブログで次回)

 

話を大豆に戻すと自給率を上げるにはどうしたらよいか、政治の力が

必要かな?と思います。

ひとりひとりが考えてみよう。

 

 

harpmoon.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

フェアトレードなぜできない?

バナナチョコレートコーヒー、日本人が愛して止まないものばかり。

毎日何かは食べているかもしれない。

フェアトレード」という言葉は最近少しづつではあるが、知られつつありますね。

わたしは自然食品店に5年勤務しており、最初の研修でいきなり

何もしらない商品の説明をするというお題をあてがわれた。

それがフェアトレードのコーヒーだった。

 

 フェアトレード

日本では途上国で生産された日用品や食料品が、驚くほど安い価格で販売されていることがあります。一方生産国ではその安さを生み出すため、正当な対価が生産者に支払われなかったり、生産性を上げるために必要以上の農薬が使用され環境が破壊されたり、生産する人の健康に害を及ぼしたりといった事態が起こっています。

フェアトレードとは直訳すると「公平・公正な貿易」。つまり、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入すること

 引用 :FAIRTRADE JAPAN 

19世紀欧米諸国はアジアやアフリカなどを植民地として支配、プランテーションを展開した。黒人奴隷達を農園の労働力として働かせ農園主の中には、体格の良い奴隷同士に子供を作らせるものもいました。

 引用:     なぜフェアトレード?|フェアトレードとは?|fairtrade japan|公式サイト

 

植民地は独立したとはいえ、現在も安い賃金で働かせて生産者の利益は薄く、

利益は欧米諸国などに吸い上げられているといいます。(日本の商社も含みます)

そして一つの農作物に頼るモノカルチャー発展途上国の経済を苦しめます。

これらを解消する手段がフェアトレードです。

生産者の持続可能な生産と生活を支えるために必要な「フェアトレード最低価格

などを決め、生産者は安定した生活を送り生産に集中できるしくみです。

 

最近ではコンビニでも100円コーヒーがあったり(ちょっと値上がり?)

わたしたちはとても安くこれらを消費している。

物価上昇の中、バナナはここ2,30年価格が変わっていないそうだ。

安い賃金で働かされているというとまだ聞こえは絶望的ではないが、

子どもたちが、学校に行けず、そのまま何も教わらずに大人になり、

そこから抜け出せない、場合によっては想像できない

劣悪な環境ということもあるかもしれない。

マダガスカルのバニラは生産者側が気づき、適正価格で値段が高騰したとも

聞いたことがある。

本来はコーヒーもチョコレートもバナナも贅沢品でもっともっと高価な

嗜好品だ。

あなたの食べているその食品は、誰かかから搾取したものであるのかもしれない。

 

しかし、そんなことは分かっているし、こんな記事も薄々知っていた内容だ。

なぜ変える事が出来ないのか?

この不況の中、業務スーパーがおお賑わいで、なんとか安いものを

ゲットし日々をしのいでいる庶民にとって、

適正価格になったチョコレートはもはや手が届かない。

コーヒーはカフェイン中毒で毎日飲みたい人も多い。

尚更安い方がよいだろう。

味と香りにこだわっているコーヒー通には関係のない話かもしれないが…

 

でも世界は少しづつよくしていかなければいけないと思う。

今すぐ改心できない方は、年に一度でもいつものコーヒーをフェアトレード

変えてみたり、出来ることからはじめてみてはどうだろう。

わたしは根性がないので、その昔禁煙も「絶対吸わない」のではなく、

飲みに行った時はよしとする、など最初はゆるゆるの規則で

どうにかやり遂げたものだ。

日本から変えよう、

少しずつ知ってしまったこの日から。

 

フェアトレードの少し高価なチョコレートを食べるとき、

なんだか少し特別な贅沢な気分が味わえますよ。

ひとかけらずつゆっくり食べてみてください。

 あっ、でも今はオーガニックなどのチョコレートは季節外れです。