最近ではピンクや金髪など以前より派手なカラーも気軽に楽しむ人が
増えてきました。
おしゃれで気分も変わるので、ヘアカラーは人気ですね。
女性では髪を染めていない方を探す方が大変かもしれません。
しかし、敏感な方は少し注意が必要です。
通常のヘアカラーは農薬の140倍もの危険な成分が含まれていたり、
箱にも妊婦や病中病後の方、腎臓病や血液疾患がある方は使用を控えるよう
注意書きがあります。
他にも
カラーやパーマは髪に負担をかけて痛んでしまったり、トラブルの原因でも
あります。
(下記にヘアカラーの成分についてはまとめました。)
そこで、
数年前から気になっていたデトックス効果など様々な効能がある
天然100%ヘアカラー「ヘナ」をついに使ってみましたのでご報告です。
今までは、季節ごとにアッシュ系、ピンク系など微妙なカラーを楽しんでいたので、
知ってはいたもののなかなか「ヘナ」をやる勇気がでなかったのです。
ヘナを躊躇していた理由
①おしゃれな色味がない
②一度ヘナで染めたら通常のカラーが入りにくくなる(美容師さん曰く)
③オレンジに染まる(えっ、オレンジって?)
④染め時間が長い
使った感想は…
「ヘナ」恐るるに足らず!でした💦
まず、オレンジに染まるというのは本当でした。
しかし、白髪部分のみオレンジっぽく染まるので、生え際などに白髪が出はじめた
くらいの人であれば、それほど目立ちません。
黒髪の部分は光に透かすと染めたてはうっすらブラウンかな?
というくらいでした。
(元々の髪の状態や質などでも変わるのかもしれません。)
なので、全体的に白髪の方はヘナ一回目は確かにオレンジが目立つかもしれません。
しかし、繰り返しの使用で、色味に落ち着きが出る、または、二回目にオレンジ
ではなく、暗く染まる色味を重ねることで、オレンジヘアーは解消されるようです。
わたしは、一週間後に販売店さんおすすめの方法で、
オレンジ → ディープチェスナット → オレンジ と進める予定で、
二回目のディープチェスナットを染めおわりました。
全体的に落ち着いた色味で自然な感じです、生え際の白髪は真っ黒ではないものの、
目立たない感じになりました。
(少しくらいの白髪は完全に隠さなくてもよいかな~という気持ちに
最近なりました)
ヘナを使い始めるなら、白髪が全体に目立つようになってからではなく、
ちらほらくらいの状態で始めるとよいのかな?と個人的には思いました。
そもそも、白髪や抜け毛はヘアカラーの化学薬品により促進されるので、
早めに使用すれば、白髪にもなりにくいというメリットもあるようです。
また、ヘナ100%は必ずオレンジに染まります。
より黒っぽくしたい場合は、インディゴを混ぜたものを使うと暗い色味に染まり
ます。
*ヘナはタンパク質に反応するため、洗面所やお風呂場を汚しません、
垂れても拭けばすぐにとれました。(これも嬉しいですね)
頭に巻いたタオルなどは手洗いしてから他の洗濯物と一緒に洗濯機にいれました。
ヘナとは
ミソハギ科の植物で、インドでは古来より薬草として親しまれていて、
アーユルヴェーダの代表的なハーブとされてきました。
インド、北アフリカなどの乾燥した地域に育ち、木は高さ3~6m程にまで成長
します。芳香のある白や薄紅色の花を咲かせるのも特徴的です。
ヘナの葉には、ローソンという赤色酵素色素が含まれており、ローソンはタンパク質
に反応して絡みつき発色する性質があります。人の髪はもちろんのこと、肌や爪も染
まります。
ヘナの効能
・トリートメント効果 (艶やかな潤い)
・ボリュームアップ (細くコシのない髪にハリを与える)
・デトックス (肝臓の働きを助け解毒促進、体内浄化)
・女性の生理を整える
(生理痛や生理不順、更年期症状を緩和・改善
女性ホルモンのバランスを整え、子宮を健康に導く作用)
妊娠したらパーマやヘアカラーはやめた方が良い?
頭皮と子宮は繋がっており、パーマ液やカラーリング剤に含まれる化学物質が、
直接頭皮から子宮へと流れるとする考えもある。
引用:https://turkish.jp/blog/%e3%83%98%e3%83%8a/
通常の化学物質のヘアカラーは地肌にあまり塗り込みたくないものですが、
ヘナはデトクックス効果があるので、むしろ地肌につくように塗布するのも
特徴です。
注意すべきはヘナの品質
生産国のインドの工場自体で原材料に混ざりものを混入させる場合がある
といいます。(これは見極めが難しいそうです)
また、色味を出したり、早く染める為に薬品を混ぜているものがあるそうなので、
過敏な方でヘナでかぶれや具合が悪くなった経験などがある場合は、
こういった品物を知らずに使用してしまっていることもあるようです。
きちんとしたメーカーから本物を購入しなければ、ヘナを使う意味
がありません。
信頼できる方のおすすめや、自分でよく調べてから購入しましょう。
*アレルギーなどが心配な方はパッチテストを行いましょう。
ヘアカラーの危険な物質
パラフェニレンジアミン
着色・発色を向上させる。
アレルギー症状の原因物質ジアミン系と呼ばれる染料成分は日本国内の法律では
毛染めへの配合が認められていますが、
2011年にEUでヘアカラーへの配合が全面的に禁止の措置とのこと。
発がん性、皮膚炎、むくみ、結膜炎、鼻炎、気管支喘息など粘膜の障害。
農薬の140倍の危険性といわれる。
アミノ○○・〇〇アミン
パラフェニレンジアミンと同じ毒性を持つ。
アミノフェノール
喘息、呼吸困難、アレルギー性皮膚炎、生殖能や胎児に悪影響を及ぼす。
レゾルシン
頭痛、吐気、意識喪失、皮膚や目に赤みや痛み。
白髪を促進してしまう成分
まとめ
ヘアカラーは化学物質であり様々な身体への影響があるようです。
たとえすぐにガンにならなくても、身体への負担は否めません。
ヘアカラーも楽しみたいですが、自然な染料に変えることで、
内臓への負担が減るとお肌もきれいになるのではないかと個人的には
思います。
ヘナは5000年以上の歴史で染料として古代から使用されてきたハーブ
です、ちょっと考えてみませんか?
Laksmi – オーガニックヘナ・ハーブ|森田要・ラクシュミー