添加物を気にしていますか?
日本は食品添加物天国であり、添加物を避ける食事は普通のスーパーで
買い物をしていたらまず無理です。
そしてなぜか、隠れキリシタンのごとくオーガニック好きはあまり人
に悟られぬようひっそりと生きている。
たまに仲間を見つけると嬉しいという具合だ。
つまり日本では「めんどくさいヤツ」とみなされる傾向があるように思う。
欧米ではオーガニックの食品はもう少し一般的であるようだ。
日本のものは安全、安心というイメージが一般的だが、
カルディで簡素なビスケットを購入したとき、いつものように食品表示を
裏返してみてみると、添加物が入っていなかった。
日本のお菓子には必ず、クッキーなどの焼き菓子にも添加物かトランス脂肪酸
が投入されている、市販品には必ず添加物を入れなければ流通に耐えられない
というわけではなかったのである。
やれば出来るのか…と日本製品にガックリとした。
昔は美味しいと思って食べていたあのお菓子、このお菓子、
想い出もあり大好きだが、
添加物を抜いてから食してみると、混ざりもの味が感じられて悲しい、
もはや心底美味しいとは思えない。
ただ子供の頃の思い出を噛みしめるのみである…
体に良くない食品の一つとして必ず登場するのは、ハム・ソーセージだ。
WHOもハム・ソーセージなどの加工肉は発がん性を高めると発表している。
添加物などにより、なんと1㎏の肉から倍の2㎏のハム・ソーセージ
が作れるそうで、数ある食品の中でも添加物の分量が多いのも特徴のようである。
結着補強剤(リン酸塩(Na)
発色剤(亜硝酸Na)
保存料(ソルビン酸)
酸化防止剤(ビタミンC)
乳化安定剤(カゼインNa)
pH調整剤(フマル酸)
着色料(コチニール色素など)
亜硝酸ナトリウムは、毒性が強く、食肉に含まれるアミンという物質と結びついて、ニトロソアミン類という発がん性物質に変化することによって、摂取し続けると、がんになる可能性が高まると懸念されています。
こどもが小学生の時に調理実習でベーコンを持って行ったのだが、無塩せきの
ピンク色でないベーコンを持たせたので
「○○君のベーコン腐っていない?大丈夫?」
とクラスのお友達に心配されたそうだ。
わたしはそれを聞いて、みんなこそ大丈夫か?と日本の未来を心配したが、
通常見慣れていてよく食されているものはピンクの方だ。
わたしもたまに薄切りハムの入ったサンドイッチが食べたいなあ…
と思わないではない。
こどもの頃は食べていたので、味は知っている。
子どもが産まれ、自然食品店にパートに行ってからは食品について毎日
勉強していたので、大手メーカーの一般的なものは一切食べなくなってしまった。
しかし、自然食品店を退職した今、わざわざ毎回買いに行くのも面倒だ。
ある日、簡単な手作りベーコンの作り方を思いついたので、
参考までに紹介する。
市販のうすぎり豚バラ肉をジップロックなどに入れて塩少々とローズマリー
など手持ちのハーブをまぶし、一晩か数時間ていど冷蔵庫に保管したら
冷凍するだけ。
なんちゃってベーコン レシピ
豚バラ 200g
塩 少々
ローズマリー 少々 (家にあるお好きなハーブ)
塊肉でもよいが、豚バラだとなお簡単安い。
ナポリタン、ピザなどに使用。
黒コショウなどもあうかもしれない。
パストラミハムっぽくなるかも?
ハムが食べたい場合は「とりムネ肉」で簡単にチキンハムは作れる。
(ローフ型にホイルでまいて、湯に投入するなどのレシピがあったと思う)
しかし、簡単であるが、やや面倒だ。
このベーコンならいつもの冷凍保存の時に、ちょと塩とハーブをまぶす
だけ、ベーコンの正しい定義は「塩漬けにした肉を燻製にする」
だと思うので、正しくはベーコンではないが、代用品としてはまずまずだと思う。
ちなみに
「無塩せき」とは、亜硝酸ナトリウムなどの発色剤を使用しないという意味
とのことです。
安全なものは手作りするしかないのですが、
小規模のメーカーで安全なものも売っています。
小さなメーカーが出来るのになぜ、大手メーカーに出来ないのか。
いつも不思議に思います。
利益率を考えてということでしょうか?
しかし小さなメーカーも商売ですから利益がたっているということですよね。
CMや、いろいろな事情で大企業は大きくなりすぎたので、
逆にもうどうにもならないのでしょうか?
これは洗剤などにも言えることですね。
売っているものがすべて安全であって欲しい、
商品を裏返してため息をつくのに飽きました。