左脳のスイッチを切ると起こる事
ネドじゅんさんはもうだいぶ有名になってきましたね、
ネドじゅんさんの「三脳バランス研究所」の桝田智さんが、
神経解剖学者のジル・ボルト・テイラー博士の著書に触れ、
長年生きるのがつらく憂鬱だった彼自身が、
森で右脳状態になれる方法を思いつかれたそうです。
わたしというの意識の後ろの神様
下の動画の後半のお話で、ネドじゅんさんは右脳状態を経験して何年か
経ったいま、自分の背後(わたしという意識の後ろ)に神様がいるのが
分かるそうです。
桝田さんも同じく、自分の後ろに神秘がある事を感じれるそうです。
わたしが見ている世界を同時に見ているものがある、それを感じると
泣けてくる「この世界の最大限の感動がここに存在している」
とのことで、
世界のヴィジョンが見えた時のイラストを紹介されていました。
ネドじゅんさんの動画より
それは何層にも重なる地球があり、白い粒が飛び交っている、
粒の先端にコンタクトレンズみたいなものがあり、それが私たちの意識
であり、その粒ひとつだけでも宇宙をひとつ作れるくらいのパワーがある、
コンタクトレンズである私たちは、悩んだり、失敗したりして動いている、
それについてきている白い粒のエネルギーは大喜びして、その人の望む世界
を作っているというのが、地球を背景にして無数に見える、
ひとり一宇宙を作っている、同じ地球のデーターを背景に使っているので、
同じに所にいるように見える。
神様は迷ったりいろいろしているのを見ていてたまらなく嬉しい。
桝田さんは粒は見えないけれど、何か自分の後ろに神秘があることは分かる
そうです。
ちょっと頑張れば神秘なんて自分の体にくっついている、
どこへも探しに行く必要がない、今までだったら何十年間の瞑想をしたりで、
時間がかかっていたのが、今の時代は数か月でこれができる。
「人間、もっともっといけると思うんです」
上の動画と同時に桝田さんが影響をうけたテイラー博士も
ご紹介します、二つを組み合わせることで、より具体的に自分の中で
この情報が確信できるのではないかと思います。
テイラー博士は2008年にTEDで伝説の講演をされており、内容は自身が
脳卒中になり、左脳の機能を失った時に、自分は宇宙のエネルギーの一粒で
あるというようなすばらしい体験をされました。
この内容はのネドじゅんさんの体験にとてもよく似ています。
左脳のおしゃべりが止まったことにより、感性が開かれ、いつもあるのに
私たちには感じられなくなったものを感じられたというもの。
以下、テイラー博士のTEDの講演内容です。
ジル・ボルト・テイラー博士の体験
(略)
1996年12月10日の朝目を覚ますと私自身が脳卒中を起こしていたのです。
読み書きや自分の生活についても思い出すことができませんでした、
脳卒中の朝、私は目の裏にひどい痛みを感じ目を覚ましました。
(中略)
そして腕を見るともはや体の境界線が分からなくなっている
ことに気が付きました。自分がどこからはじまり、どこで終わるのか
その境界がわかりませんでした、
壁の原子分子と混ざりあって一緒になっているのです。
唯一感じられるのはエネルギーだけでした。
そして自分に問いかけました、
「わたしはどうしちゃったの、何が起きてるの?」
その瞬間、左脳のささやきが完全に途絶えました。
誰かがテレビのミュートボタンを押したのかのように全くの静寂になりました、
最初頭の中の静寂にショックを受けましたが、それからすぐに
周囲の大きなエネルギーに魅了されました。
もはや体の境界線がわからない私は自分が大きく広がるように感じました、
すべてのエネルギーと一体となりそれはすばらしいものでした。
突然左脳が復帰して言いました「おいトラブルだ!」「大変、大変」
と繰り返します、それでわたしは「そうかトラブルなのか」と気づきます。
しかしすぐさっきの意識の中へと押し戻されます、わたしはこの空間を親しみ
を込めて「ラ・ラ・ランド陶酔の世界」と呼んでいます。それはすばらしい
ところでした、外の世界と自分をつなぐ脳の喋り声から完全に切り離されている
のです、この空間の中では仕事に関わるストレスがすべて消えました、体が軽く
なるのを感じました、外界すべての関係とそれにかかわるストレスの元がすべて
無くなったのです、平安で満ち足りた気分になりました。
感覚システムから入ってくる刺激は痛み以外の何物でもなく、光は野火のように
私の脳を焼き、音はあまりにもうるさく騒音の中から声を聞き分ける事ができず、
ただ逃げ出したかった、自分の体の状態も認識できませんでした。
体が大きく拡大するように感じ、ランプから解放されたばかりの精霊のようでした、
わたしの魂は大きなクジラのように飛び静かな幸福の海をすべるように進みました。
天国を、私は天国を見つけたのです。
この大きくなった自分を再び小さな体の中に押し込めるのは無理だろうなと
思ったのを覚えています。
しかし私は「でもまだ私は生きている」と思いました、そして天国を見つけた、
わたしが天国を見つけてまだ生きていられるのであれば、生きている皆も天国
を見つけることが出来るんだと気づきました。
世界が美しく平安で、思いやりに満ちた愛する人々で満たされ、みんないつでも
この場所に来られると知っているのを思い描きました。
意図して左脳から右脳へ歩み寄り、この平安を見出すことが出来るのだと、
この体験がどれほど大きな賜物となるか生きている人たちにどれほど強い洞察を
与え得るかそのことに気づき、それが回復の力になりました。
完全に回復するのに8年かかりました。
さて、私たちは一体何者なんでしょう、私たちは何者か「WHO ARE WE?」
二つの認識的な心を備えた宇宙の生命力です、
そして私たちはこの世界の中でどんな人間でいたいのか、
どのようにありたいのか、すべての瞬間において選ぶ力があります。
今ここでこの瞬間、私たちは右脳の意識へと寄る事ができます、
そこでは私は宇宙の生命力です、わたしを作り上げる50兆もの美しい分子が一体
となった生命力の塊です。あるいは右脳の意識へと寄って一人の堅実な個人とし
てある事を選べます、大きな流れや他の人とは別個の存在です。
わたしはジルボルトテイラー博士、理知的な神経解剖学者です、
この二者が私の中のある「私たち」なのです。皆さんが選ぶのはどちらでしょう、
私たちがより多くの時間を右脳にある深い内的平安の回路で生きる事を選択すれば、
世界にはもっと平和が広がり、わたし達の地球はもとっと平和な場所になると
信じています、そしてこれは広める価値のある考えだと思ったのです。
TED以上
右脳と左脳を切り替える
・意識的に自分の感情をコントロールできること
・つながりたい回路を選択できること
・右脳の性質がもつ穏やかで幸せな在り方をいつでも選べること
左脳のはたらき
判断、分析、人格に影響、過去に学んだことから決断を下す
・あらゆることを正しい、間違っているあるいは、よい悪いで判断する
・批判的な判断や分析を通じて左脳は常に自分と他人を比較する。
・左脳は私であることを教えてくれるので、ひとつの独立した存在として
この世界を生きて行くことができる。
右脳のはたらき
・深い内なる安らぎと愛のこもった共感
・自己と他者を区別するのではなく自己と世界が一体となって溶け合う
・右脳は現在の瞬間の豊かさしか気にしない
・人生のすべての人、あらゆることへの感謝の気持ちでいっぱい
・良い悪い、正しい間違っているという判断はない
・直感的なエネルギーを感じ取る
深い安らぎ右脳マインドと繋がる方法
・今ここに意識をむける集中する。
・このましくない感情(おしゃべりが)でてきたらもうこの話は
おしまいにしましょうなどと語りかける
・10分など時間を決めて好きなだけぼやいていいとし、
おしゃべりな細胞たちにしつけをする、ループしない。
・呼吸に意識を向ける。
・いましている事に集中する、散歩、食事。
・香りよい香りを嗅ぐ。
・好きな音楽、皮膚で感じる
・宇宙とのつながりを保つ、オラクルカードのメッセージに従う。
・二つのバランスをとるのが重要
・心は探しているものに集中するので意識的に切り替える
・人間は怒りなどの感情を90秒間保つが、それ以降は自分で選択できる
自分は宇宙のタペストりーに織り込まれた存在、
ありのままの美しさを感じることが出来る。
「奇跡の脳」より
【脳科学の脳が壊れたとき】脳卒中後に見た、この世界の「もう1つの真実」とは?(ジル・ボルト・テイラーさん『奇跡の脳』) - YouTube
まとめ
左脳が「わたしがある」といったとたん私が切り離され、
私は確固たる個人となり、周りのエネルギーから離れ、周りから分離されます。
どちらかといえば、スピリチュアル的要素でとらえていたネドじゅんさんと
「左脳のおしゃべり」が止まる事により同じことが起こったのです。
「世界はエネルギーと愛に満ちていて、すばらしい」という結論です。
自分は宇宙全体をつくるひとつの細胞なんだと理解できました。
ネドじゅんさんとテイラー博士の理論・発見を更に桝田さんは分かりやすく、
あるいはまた少し違ったアプローチで説明してくれています。
森に行って実践するしかないですね、書籍を注文しましたが、
売り切れのようです。
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