harpmoon’s diary

繊細でフラフラな日常を送るひとの日記

春はデトックス

 

乗鞍日記: 山菜

 

 

 

春はデトックスの季節

薬膳では冬は寒さで縮こまってて蓄積した老廃物を草木の芽吹きと共に

体の外へ排出して次の時期に備えると考えます。

春は下の五行配当表のクリーム色の縦の列を見ます。

 

 

五行配当表          
           
五行
五臓
五根
五支 顔面 皮毛
五志
五季 土用
五気 湿
五方 中央 西
五色
五味 鹹(カン)

 

 

五臓で言えば肝を養い、五味では酸に気をつけます。

五臓といっても解剖での臓器と必ず一致せず、

それらを含めた機能と捉えます。

」は自律神経や情緒などを司ると考え、春は気持ち的にものびやかに、

リラックスして過ごし、服装なども締め付けの少ないものが向く季節です。

そして「」は沢山とり入れるのではなく、春は酸味のとり過ぎに注意します。

酸には縮こまる、引き締めるなどの作用があり、

汗かき、尿漏れ、下痢の改善に役立つ食材です。

 

春に食べたい身近な野菜

五色は「」ですので、緑色の野菜を食べるとよいそうです。

苦味のある春野菜や、香りのある野菜はとくにデトックス効果も高そうです。

旬のものはやはりとり入れたいですね。

 

キャベツ

セロリ

たけのこ

ほうれん草

にんじん

菜の花

うど

たけのこ

ふきのとう

クレソン

せり

 

わかたけ煮、ふきみそ、せりごはん(軽く塩ゆでしてご飯に混ぜるだけ)

菜の花はおひたしもいいですが、アブラナ科の葉物は油との相性がとてもよいです。

ドレッシングでいただいてもとても食べやすくなります、

もっとも、最近の菜の花はとても食べやすいですね、

昔はもっと苦かったような気がします。

バターやオリーブオイルを使って、パスタなど洋風アレンジもよいですよ。

ただし、

アブラナ科の野菜(キャベツ、カブ、ブロッコリー、菜の花他)

を一日の摂取量より継続的に多くとると、

甲状腺機能低下症(甲状腺ホルモン不足)を起こすことがあるそうなので、

何ごともほどほどに…

 

たけのこは定番の「たけのこご飯」で食べたいですが、

とても体を冷やす作用が強いそうなので、冷えに弱い人は避けるべき

という情報もあります。

献立にしょうがと組み合わせるなどしてバランスをとってもよいかも。

 

うど、出回る期間も短いのであまり食べた事がないのですが、

皮を厚くむいて、産毛などもきれいに取り除き、酢水につけてアクを抜く

アクさえ抜いてしまえば、生でサラダやあえもの、炒め物、天ぷら

など何でもよいようです。

定番は酢味噌あえ、穂先は天ぷら、皮はきんぴら、茎は和え物に向いている。

 

 

www.kurashiru.com

 

和のハーブよもぎ

和のハーブの女王とも言われているよもぎ

少し土があれば、いたるところに生えているあの草に、

造血、止血ほか数えきれない効能、用途があり過ぎなのです。

 

3月~6月頃が旬とのことで、自然が豊かなところであれば、

購入しなくても野草摘みができるでしょうか。

ヨモギを採取する際にはあの毒草「トリカブト」に似た葉の形とのことですご注意下さい。

ヨモギの効能・効果【まとめ】知っておきたい利用法 | 国産オーガニック健康茶専門 山下薬草店

 

効能

造血、浄血、コレステロールの正常化、整腸作用、便秘、デトックス

抗がん作用、免疫力アップ、美肌、視力維持、冷え、むくみ、

アトピー改善など

栄養素

クロロフィル、ビタミン(C、E、B1、B2)

ミネラル(鉄分、カルシウム、マグネシウム)、ベータカロテン

よもぎ風呂

乾燥よもぎ20gを袋にいれて揉みだす。

腰痛、神経痛、関節痛、筋肉痛、冷え性、痔症、湿疹、かぶれ、デトックス

 

まとめ

昔のひとは季節のものをきちんととり入れて生活をしていました。

季節ごとのおやつにも意味があるようですよ。

白玉粉に粉末を混ぜれば簡単によもぎのおやつに、

よもぎパンも焼いてみようと思います。

身土不二、住んでいる土地で季節のものを食べるのが、

いちばん自然でよいとわたしは思います。

 

 


以前働いていたオーガニックショップで販売していた「ノヤカムイ」無農薬の

よもぎブレンドティーはとてもおいしく子供もごくごく飲んでいました。

なかなか手に入らない場合はよもぎ茶を自分でブレンドしてもいいかもしれません。

 

 

*注意

 よもぎは妊婦さんは子宮収縮作用もあるとのことでとり過ぎに注意とのことです。

 

 

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