農業の高齢化が進んでおり10年後は大丈夫か心配の声も上がり始めた、
ウクライナ問題などでも、食料品の高騰が世界中で進んでいる。
(と、言われている)
大豆の価格が上昇というニュースがあったので、以前から気になっていた
大豆について考えてみる。
味噌、醤油、納豆、豆腐、など大豆は日本人にはなくてはならない作物だ、
大豆の自給率は「農林水産省」のHPによると、令和2年で6%。
日本になくてはならないはずの大豆の自給率はなぜこんなにも低いのか
あまりにも心もとない、数年前から不思議に思っていたことの一つだ。
大豆は意外にも湿害に弱い作物だそうだ、戦後は食用油の使用も増えたので、
大豆は油にも使われる。
大豆は湿害に弱いらしい
湿害に弱く、排水性の悪い水田では著しい収量・品質の低下が発生するほか、気象条件による作柄の年次変動が大きい傾向があり、生産が拡大しない要因の一つとなっています。
2019(令和元)年の貿易統計(ぼうえきとうけい)によると、大豆の輸入量
(ゆにゅうりょう)は39万トンです。
おもな輸入先別輸入量は、アメリカ249万トン(73%)、ブラジル55万トン(16%)、カナダ33万トン(10%)となっています。
海外の土地は広く、大規模農園の収穫量に価格が負けてしまうのでしょうか?
大豆の関税は?
A. 昭和36年の輸入自由化以降、漸次引き下げられ、47年以降は無税 です。
【解説】
明治32年以降大豆には関税がかけられていましたが、世界大戦等の影響により数回免税になりました。その後、自由化の議論が活発になってきた昭和26年に10%の関税を復活。昭和36年の輸入自由化の際の関税は1kgにつき4.8円(従価13%相当)でしたが、その後ケネディラウンドを経て昭和47年までに0円に引き下げられました。ただし、昭和48年にアメリカの大豆輸出規制があったため、協定上正式に無税となったのは昭和55年になります。
この状況ではなかなか日本での生産は衰退していくばかりでしょうか。
有事になってはじめて気づきますね、米、味噌、醤油、これらは何時も守って
行かなければいけない。
農業の新規参入は一般人にはなかなかハードルが高いように思う。
いまのところ農業は薄利のイメージもあり、代々農家でない人が参入するのは、
そうとうな覚悟を持った行動力のあるひとだと思う。
農業を儲かる商売に変換するのは今しかない、
こういう時にこそ税金が使われるべきだ。
農業に興味があり少しだけ調べてみたことがあるが、新規参入で確か
助成金が出るのは、(40代くらいまで)
若い世代のみのところが多いと思う。
しかし、高齢化が進んでいるので、もう少しハードルを下げていただきたいが、
農業が利益化するのに高齢からでは間に合わないのか?など
理由が思い浮かんだ。(これは現場に聞いてみないと分からない)
辰巳芳子さんをご存じだろうか。
「命のスープ」で有名な料理研究家の方で、辰巳さんの考え方は個人的に
とても好感が持てますし、何冊か書籍も持っている。
この方は「大豆100粒運動」をだいぶ以前からしていらっしゃいます。
とても素敵な理念ですので、ぜひ見てみてください。
辰巳芳子からみなさまへ~大豆100粒運動を支える会 (daizu100.com)
またこんなことも言っている
いまの料理研究家は「簡単に」を連発するでしょう。家庭料理は簡単であってはなりませんよ。しなければならないことを徹底的にするのが家庭料理です。家庭の食事は人生そのもの。いのちそのものですから。
辰巳芳子さんが叱った!「最近の料理研究家は『簡単に』連発し過ぎです」(1/2)〈AERA〉 | AERA dot. (アエラドット) (asahi.com)
わたしは、電子レンジを使った「ほら簡単」という言葉を多用する料理家の
レシピは見ない。
気が合うなあと思う…
(レンジを使った食物は根本的に生命力が奪われたカスのようなものだ、
とういう説を信じているからだ、レンジを使用した方が、ビタミンの
流失が少ないと言われていることも知っているが、自然界に無い不自然な
振動を与えて熱を発するのだ、生命力が奪われていてもおかしくはない、
どの説をとるかは自己判断で!)
レンジも使用していますが、極力減らす努力をしています。
でも働いて帰ってきて、夕飯の支度は毎日本当に大変だ、「レンチン」に頼る
のも無理はない。(日本のおかあさんについては別ブログで次回)
話を大豆に戻すと自給率を上げるにはどうしたらよいか、政治の力が
必要かな?と思います。
ひとりひとりが考えてみよう。