マスク生活で気になっていたのが、呼吸の浅さ。
もともとスポーツジムの体力測定でも、肺活量や握力測定など、
最低以下の数値しか出せず、
トレーナーに「はい、真剣にやってください」などと言われ、
全力で行っていたのにがっくりした記憶の20代・・・
若かりし頃でもその始末なので、マスク生活によりいったいどれほど機能が低下
してしまっているのか心配です。
マスク着用のリスク
熱中症、肌荒れ、口臭、集中力の低下、睡眠時無呼吸症候群、うつ病、
歯並びの悪化、表情筋の衰えなど(子どもへの影響も少なくありません)
マスク呼吸
マスク呼吸は二酸化炭素を多く吸い込んでしまい二酸化炭素過多となると、
脳の血管を拡張しマスク頭痛を起こす場合がある。
また、マスクは口呼吸にもなりやすく、口内炎や歯周病の悪化、アレルギー疾患の
増加にもつながり、呼吸が浅くなり、酸素が不足すれば血流の滞り、低体温になる。
低体温は免疫力を弱めてしまう。
マスク生活がもたらす健康リスク! 医師が教える「マスクシンドローム」の危険度 | サライ.jp|小学館の雑誌『サライ』公式サイト
マスク着用の弊害が顕在化…“マスク呼吸”のリスク対策はラジオ体操と深呼吸
アニメでも全集中の呼吸や、ヨガはもちろん合気道の「座技呼吸法」など、
武道などでも呼吸は重要視されています。
ちなみに、調べてみると
合気道は非常にスピリチュアルな考えからなる武道で、創始者の「植芝盛平」氏は
あの「出口王仁三郎」に思想的影響を受けており、
合理的な体の運用により体格体力によらず相手を制することが可能であるとしている
点が特徴の武道であるとのことです。
なぜかフランスに30万人、世界の国々の約7割、約140ヶ国に組織・団体がある
とのこと。
「気」と「呼吸」の達人になれば健康間違いなしですね。
スポーツはもちろん、体にとって
呼吸というものが普段思っている以上に大切である事は間違いないと思います。
腹式呼吸とは
腹式呼吸は横隔膜を使って行う呼吸とのことで、副交感神経が優位に働く。
反対に、胸を使った胸式呼吸は交感神経が働いている。
1.背筋を伸ばし、リラックスした状態で立つか座って、お腹に手をあてる。
2.お腹を凹ませながらフッーと6秒ほどで全て息を吐き出す。
(ボイストレーニングに行った時に、吐ききる、吐ききる、と強調されました)
3.3秒かけて鼻からお腹を膨らませながら息を吸う。
4.1日10回程度からはじめ、時間としては、5〜10分程度で行う。
*また、お腹を気にせず行うというやり方もあるようです、何故なら自然に
息を吐けばお腹が凹むし、吸えば膨らみ呼吸に集中する為とのこと。
恐らくお腹を意識をすると素人でもわかりやすく行えるので、多くの方がお腹の
凸凹を気にして指導されるのだと思います。
大切なのは「呼吸を吐ききる事」これを行えば吸う事は勝手に行なえますよね。
息を吸ったあと三秒止めるなど、微妙に違う方法がありますが、だいたい上記
のような方法のようです。
腹式呼吸の効果
腹式呼吸は全身に酸素がめぐり血液循環がよくなる。
・ストレス軽減
・自律神経を整える
・免疫力を上げる
・内臓機能の向上
・冷え性改善
・脂肪燃焼効果
ヨガの呼吸法プラーナマーヤ
ヨガにおいて、簡単に言えばポーズはアーサナ、呼吸法は「プラーナ―ヤーマー」
とのことで、古来より、最高の行とされています。
ポーズと同じく沢山の呼吸法が用途に応じてあるそうです。
沢山あって迷ってしまうので、これというのをまず一つ決めて会得したら、
次に進めそうですね。
「プラーナー」とは人体においてはいわゆる「気」であり、人体以外では
「生命力」と解釈されます。
プラーナーヤーマの理論では、呼吸の方法によって体内の脈管(ナーディー)を流れ
るプラーナの性質を変化させ全身にその信号を送り、神経システムにアプローチする
ことで心身を整えます。
https://omyogagroup.com/column/yoga-breathingmethod
*妊娠、生理中 は息を止めたり、腹圧を掛けるなどは行わない。
① スーリア・ベーダナ
太陽の呼吸法、片鼻呼吸とも呼ばれ、左鼻は副交感神経、右鼻は交感神経を刺激す
るとされていますが、古典的なヨガでは、左の鼻孔と右の鼻孔を通るそれぞれの道
を、月と太陽に例えます。
左鼻はイダー(月の気道)でリラックスした夜の状態、
右鼻はピンガラ(太陽の気道)でアクティブな日中の状態
体内にある火の要素が強くなり、身体と心の不純物を燃やしてくれると考えられて
おり、活力が湧く力強い呼吸法。
・体温が上がる・頭がスッキリする・左脳が活発になる・気持ちが安定・不眠の改善
② ウジャーイ
エネルギーが満ち、ポジティブな感情が湧く。身体的には通常の呼吸の
約6倍肺活量が増加、神経系も活発に動き忍耐力も強くなる。
・体温が上がる・代謝が上がる・血流が良くなる・呼吸器系の改善・集中力向上
・体幹・腹筋が鍛えられる(腰痛改善)
③ シータリー
身体を冷やす、クールダウンが主な目的で、オールマイティーな呼吸法。
・体温が下がる ・イライラ・気持ちの高ぶりを鎮める・夏バテ防止他
④ シッカーリ
シータリーの簡易版のような位置付け。
⑤ バストリカ
素早く身体が温まり、勢いよく二酸化炭素を排出し酸素を取り入れ、
体内の空気が入れ替えていくことで身体が活性化、毒素の排泄にも効果があると
言われる。活力を強くするパワフルな呼吸法
⑥ ブラーマリー
副交感神経が優位になり、ストレス緩和やリラックス効果、不眠解消、
集中力のアップ、肺や横隔膜が鍛えられ肺活量が増え、疲労回復にもつながる。
まとめ
以前は呼吸を気にとめたことは無かったのですが、ここ最近、呼吸が肉体や精神、
体全体の健康において、とても重要なものである事が分かってきました。
まずは腹式呼吸を行い、体の細胞に酸素がいき渡るイメージをしながら行う
とよさそうです、マスクで弱った呼吸力を取り戻しましょう。
「人間であることのすべての事象が呼吸に結びついている」
フラワーオブライフ第二巻より
本ページはプロモーションが含まれています。