harpmoon’s diary

繊細でフラフラな日常を送るひとの日記

乳酸菌は効能で選ぶ 

 

 

【腸活】なぜいいの?どれを選ぶ?人気のヨーグルトの今さら聞けない基本を知りたい! - OZmall

 

 

 

乳酸菌といえば、まずイメージするのはビフィズス菌でしょうか。

厳密にいうと違うもので、乳酸菌とは糖を分解して50%以上の乳酸をつくる

菌の総称だそうです。

タイトルは乳酸菌ですが、最近注目の善玉菌などいろいろご紹介します。

自分自身が、ある症状で悩んでおり、病院や薬に限界を感じました。

病院の薬はまさに対処療法で、長く使ってしまうと効かなくなったり、

副作用もあります。

少し時間はかかりますが、自然な形で免疫力を高めたいと思っています。

 

人の腸内には腸内細菌叢(そう)いわゆる腸内フローラが広がり、

多種多様な菌が存在します。

その数は1000種類100兆とも言われ、総重量はおよそ1.5kg-2kgにも及びます。

乳酸菌や善玉菌は整腸作用以外にも、花粉症ダイエット免疫力向上うつ

カンジタ症ピロリ菌ガン予防眼の疲れサルコペニアなど、

悩み別に効果のある乳酸菌が違うようなので、

何か気になる症状がある場合は、なんとなくお腹のためにヨーグルトを食べるという

のではなく、どうせならその働きや性質を知って効果的に食べたほうがよいですね。

 

プロバイオティクス

 

腸内フローラのバランスを改善することによって、

               宿主の健康に好影響を与える生きた微生物

 

と英国の微生物学者フラー(Fuller)博士により定義されました。

口から肛門にいたる広義の消化管に定住する常在細菌群に働きかけ、

ヒトや動物に良い影響を与える生きた微生物、またはそれを含む製品や

食品のことを指します。

 

・乳酸菌、ビフィズス菌酪酸菌、糖化菌、枯草菌、納豆菌、酵母、麹

 

www.zendamakinblog.com

 

プロバイオティクスが応用できる範囲 (FAO及びWHO合同レポート)

・消化器に関連した疾患

 (細菌、ウイルスによる下痢、ヘリコバクター・ピロリ菌感染とその合併症)

・炎症性疾患、過敏性大腸、ガン、便秘、粘膜免疫強化、アレルギー

 血管疾患、泌尿器疾患(カンジタ膣炎、尿路感染症

 

プレバイオティクス

 

プレバイオティクスは善玉菌を摂取するわけではなく、もともと腸内にいる善玉菌

を活性化したり、腸の活動を改善して腸内環境を改善する食品のことを指します。

・大腸まで分解・吸収されないで到達する

・大腸に住む善玉菌にとってのみの栄養源となり、善玉菌の増殖を促進する

・大腸の腸内フローラ構成を健康的なバランスに改善し維持する

オリゴ糖、食物繊維

 

バイオジェニックス

バイオジェニックスとは、東京大学名誉教授の光岡知足先生によって提唱された。

直接、あるいは腸内フローラを介して生体調節、生体防御、疾病予防・回復、

老化制御等に働く食品成分と定義されています。

・免疫賦活、コレステロール低下作用、血圧降下作用、整腸作用、抗腫瘍効果

 抗血栓、造血作用 

プロバイオティクスは「生きた微生物」を定義しているが、バイオジェニクスは

「死んでしまった乳酸菌でも良い効果がある」とした考えを含めたもの。

 

・市販のヨーグルトなどがすべて生きて腸まで届くわけではないが、

 死菌にも効用がある。

 

乳酸菌とは

炭水化物などの糖を消費して乳酸をつくる細菌の総称.。

腸内にすむ細菌のバランスを整え、腸内の腐敗を抑えたり、腸のぜん動運動を

助けて便秘を改善する効果があります。

免疫機能の向上や、中性脂肪・血中コレステロール値の低下といった働きをします。

乳酸菌は乳酸を産生し、かつ悪臭の原因になるような腐敗物質を作らないものを

一般に乳酸菌と呼びます。

また多くの乳酸菌は酸素を嫌い死んでしまいますが、死んだ乳酸菌にも役割はあり、

善玉菌のエサとなったり、悪玉菌が好む未消化の動物性タンパク質や変質した脂質

を吸い取り、便として体外に排出する働き、免疫力アップなどの効果は残ると言われ

ています。(生菌・死菌)

 

乳酸菌とは|乳酸菌を知る|乳酸菌とおなかのこと|ビオフェルミン製薬

生菌と死菌の関係とは?生きた乳酸菌と死んだ乳酸菌の違い

 

ちなみに

※乳酸とは糖を分解するときにできる生成物で、筋肉を動かすATPの合成に使われる。

 長く乳酸は疲労物質と言われてきましたが、現在ではその逆の働きをするものであると言われる。

   乳酸は悪者?乳酸と筋肉疲労の関係について正しく解説します! | 健達ねっと

 

 乳酸菌(形状で分類)

    ・乳酸球菌(にゅうさんきゅきん)

    ・乳酸桿菌(にゅうさんかんきん)

 

 乳酸菌の名称

① 属

② 種

③ 株          の順に表記されます。


ラクトバチルス属 ー カゼイ種 ー シロタ株  

 

健康効果については「株」によって大きな差があるのだそうです。

 

 

腸内フローラの各細菌は宿主であるヒトとの間の代謝

のやり取りなどを通じて複雑な生態系をなし、ヒトの生理や病気の発生に深く

関わっており、「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」に分類できるとされていますが、

最近では一番多い「日和見菌」の働きはまだまだ分からないことも多く、

一概にいえないのではないかということも言われています。

 

腸内細菌叢は個人差があり、食生活や居住国による違いも大きいとのこと。

お腹の調子を整えたいときにその人に合う菌かどうかは試してみなければ分からな

いそうなので、効いている感じがしない時には、二週間から三か月くらいで菌を

変えてみるとよいそうです。

 

ビフィズス菌

ビフィズス菌とは、人間の腸内にすみつく善玉菌の代表ともいえる細菌です。

ビフィズス菌は乳酸菌として知られていますが、正確には乳酸菌に分類されません。

ビフィズス菌も糖から乳酸をつくり出しますが、それ以上に酢酸をつくり出すため、

乳酸菌には分類されないのです。

ビフィズス菌は酸素のある環境下では、生育することができません。

腸内で増やすには、生きたビフィズス菌が含まれる食品を摂取する必要があります。

 

健康効果

・腸内環境を整える、免疫力の向上、アレルギー予防、貧血、肌荒れ

コレステロール値を下げる

 

ビフィズス菌 | 成分情報 | わかさの秘密

 

アシドフィルス菌

人間の腸内口腔生殖器などに存在している乳酸菌の一種で、特に初乳に多く

含まれます、乳酸桿菌(ラクトバチルス)に分類。

 

健康効果
コレステロール値を下げる、下痢の緩和・予防、過敏性腸症候群の改善

 膣感染症の治療・予防、減量、風邪やインフルエンザの予防、

 湿疹の予防・緩和、 腸内環境を整える、アレルギー症状の緩和

 

ロイテリ菌

ロイテリ菌は、ロイテリンという抗菌物質をつくります。この働きがある乳酸菌は

希少で、抗菌物質によって病原体を抑制してくれるのです。また、胃酸や胆汁に

強いため、生きて腸まで届いて定着し、免疫力を向上させます。

 

健康効果

歯周病、口臭、ピロリ菌の抑制、下痢、便秘、感染症、アレルギー

アトピー性皮膚炎、夜泣き

 

ohayo-bio-reuteri.com

 

 

デリケートゾーンの不快感 

デーデルライン桿菌

女性ホルモンの働きによって膣上皮に蓄積されたグリコーゲンを栄養源にして、

乳酸を作り出します。この乳酸によって膣の中は強い酸性に保たれ、病原体の増殖

を抑制します。デーデルライン桿菌によるこの働きを、膣の自浄作用といいます。

膣の自浄作用が低下すると、膣に侵入した病原体が増殖してしまいます

それによって膣に炎症が起こると、かゆみやおりものの変化などの症状が現れます。

この状態は医学的に膣炎または膣症と呼ばれ、代表的なものにはカンジタ膣炎

細菌性膣症トリコモナス膣炎があります。

 

デリケートゾーンの不快感から解放されるためには、デーデルライン桿菌・ロイテリ菌の摂取を (bandh.org)

 

乳酸菌を取り入れることで、カンジタ症など膣の不快な症状を改善、

予防することが出来ると言われている。

アシドフィルス菌 ・ロイテル菌 他

 

https://allabout.co.jp/gm/gc/301924/

アシドフィルス菌とは?エビデンスをもとに効果や副作用を解説

 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27826653/

 

 

 

 

 

効能別の菌

スーパーのヨーグルト売り場には様々なヨーグルトがあります。

体調改善には最低、二週間以上は毎日摂取したほうがよいそうです。

 

乳酸菌シロタ株

腸内環境、免疫力強化、アレルギー症状の緩和、インフルエンザ予防、

 がん予防

・酸素があってもなくても生きていける、酸にも耐性があり胃酸でも死なず、

 生きて腸まで届く

 

 

ブルガリア

便秘、美肌、免疫力アップ、腸内環境を整える

・腸内に住み着くことができない為こまめに摂取

 

ラブレ菌

腸内環境、免疫力時向上、代謝アップ、美肌効果、コレステロール値を下げる

 アレルギー抑制

・乳酸菌の中でも酸に強く、胃酸に負けず生きて腸内に届く

 

LG21乳酸菌

ピロリ菌の減少

・生きて腸まで届く菌なので、腸内環境を整える効果

 

クレモリス菌

アトピー性皮膚炎肌荒れの改善血糖値やコレステロール値の改善

 腸内環境の改善

・生きて腸まで届き酸味が少ない(カスピ海ヨーグルト

 

KW乳酸菌

アレルギー症状や花粉症の症状を抑える、整腸作用、免疫力強化、眼の疲労

 肩こり、腰痛

・この菌は酸に強く、生きて腸まで届き、腸の細胞に定着します、

 死菌でも生菌でもアレルギー予防効果は同じようにあるようです。

 

 

今注目の「KW乳酸菌」とは?食べることで目の疲れを緩和させる効果も - 医療総合QLife

 

 

L-55菌

大腸菌黄色ブドウ球菌リステリア菌などの抑制便秘

・酸に非常に強く胃での生存率は100%

 

 

 

ヤクルト・ビフィズス

大腸のただれの緩和、潰瘍性大腸炎の症状軽減効果、整腸作用

 

 

B. lactis (ラクティス)FK120、LKM512、Bb-12

大腸で腸内環境改善効果

・耐酸性、耐胆汁性がある

 

FK-120株(ビフィドバクテリウム属ラクティス種FK-120株)

便秘の予防や改善効果おならや便の臭いを軽減

腸内の常在菌に大きな影響を与えることなく善玉菌を増やして腸内フローラを改善

株式会社デンマークヨーグルト 

 

LKM512株(ビフィドバクテリウム属アニマリス亜種ラクティス LKM512株)

アレルギー抑制、免疫力増強、大腸がんの予防、寿命の延伸効果を期待

LKM512はアミノ酸の一種であるポリアミンを増やすことが確認されている。

 

腸壁から吸収されて全身の細胞へ移行しDNAやRNAと結合することで、遺伝子が

突然変異を起こして、がん化しないように安定させる。

本来ポリアミンは全ての細胞内で作られる物質ですが、老化とともにポリアミン

を作る能力は減少します。

腸内でポリアミンを生成することで、慢性的な炎症を抑制することで寿命の延伸に

つながると考えられている。

また、LKM512はケタ違いの高い生存率で腸へ到達、大腸で元気に増えると

言われている。

 

LKM512株(ビフィドバクテリウムアニマリスラクティス) ビフィズス菌効果

プロバイオティクス ビフィズス菌LKM512って? / 協同乳業

 

Bb-12(ビフィドバクテリウム属ラクティス種Bb-12株)

善玉菌の増殖・活性、便の形の改善、蠕動運動の活発化、IgA産生誘導

抗生物質の乱用による薬剤耐性菌の出現リスクの抑制

 

高い耐酸性能力を持っており、胃酸や胆汁といった酸性の環境でも生存する。

その生存率はあらゆるビフィズス菌の中で最高であるという報告もある。

 

 

GG

寿命延長効果、抗腫瘍作用が期待、免疫維持作用、腸内環境改善作用

 乳児のアトピー発現抑制効果

・胃酸、胆汁に強い

 

 

LC1

病原菌の腸壁への吸着を阻止、免疫維持作用、ピロリ菌抑制作用、

 腸内細菌由来発がん物質関連酵素の低下、自律神経を介する血圧低下作用

・腸壁への吸着力が強い

http://www.jasso.or.jp/data/topic/topics12_247.pdf

 

 

www.yukoji.com

 

乳酸菌の種類と効果|乳酸菌を含む食品は?種類と効果を徹底比較 -Food for Well-being -かわしま屋のWebメディア-

乳酸菌の種類とそれぞれの効果 | おすすめ乳酸菌ランキング

乳酸菌の種類ごと効果一覧|お悩み別におすすめの乳酸菌をご紹介 | 健達ねっと

https://www.jstage.jst.go.jp/article/ifcm/17/1/17_8/_pdf/-char/ja

乳酸菌 - Wikipedia

 

酪酸

大腸内に存在する酪酸を産生する細菌の総称で、その健康効果が注目される。

糠漬けに含まれ、他の食べ物にはあまり含まれないことから、サプリで摂取

してもよい。

酪酸菌は芽胞というカプセルのようなものに包まれており、胃酸で死滅する

ことはなく、熱にも抗生物質にも強く食物繊維をエサにする。

 

健康効果

蠕動運動を助ける、腸内細菌バランスを整える、免疫力強化、腸壁バリアの強化

 筋力アップ(サルコペニア予防)、脂肪燃焼、食欲抑制、抗炎症、抗ガン

 糖尿病予防

 


www.youtube.com

 

 

 

 

 

プラズマ乳酸菌

ヒトのウイルス免疫システムにおいて司令塔的な役割を持つプラズマサイトイド

樹状細胞(PDC)を直接活性化する乳酸菌。

活性化された司令塔の指示・命令により、免疫細胞全体が活性化され、外敵に

対する防御システムが機能します。

 

健康効果

・免疫機能の維持

 

 

imuse-p.jp

 

 

乳酸菌ではないですが、似た役割でよく聞くラクトフェリンとはなんでしょう。

ラクトフェリン

母乳・涙・汗・唾液などの外分泌液中に含まれる鉄結合性の糖タンパク質

母乳の中でも、とりわけ出産後数日間に分泌される初乳にはラクトフェリン

多く含まれており、免疫系が未熟な新生児を外敵から防御していると考えられる。

ラクトフェリンは、殺菌前の牛乳(生乳)に含まれていますが、熱に弱く、殺菌工程

破壊されてしまうため、市販されている牛乳や乳製品にはほとんど残存していませ

ん。ラクトフェリンを摂取できる一般的な食品は、ゴーダチーズ、チェダーチーズ

などの加熱殺菌されていないナチュラルチーズです。

 

健康効果

免疫力を高める、抗菌・抗ウイルス効果、ピロリ婚、歯周病菌、ノロウィルス、

腸内環境改善、貧血予防・改善、内臓脂肪減少、大腸がん予防、美肌効果

 

 

 

ここまで乳酸菌の良い面を紹介しましが、マイナス面も発見いたしました。

 

パーキンソン病に乳酸菌はNG

乳酸菌がからだに悪いイメージはあまり聞かないのですが、気になる報告が

ありました。

パーキンソン病は40歳以上から増え、手の震え、動作や歩行の困難など運動障害

を示す進行性の神経変性疾患ですが、パーキンソン病の患者を調べると、

乳酸菌やビフィズス菌が健康な人より多かったとのことです。

その他にも乳酸菌がガンを促すというレポートもあるようです。

気になる方は調べてみてください。

 


www.youtube.com

 

 

まとめ

わたしは気になる症状があるので、しばらく乳酸菌をとり入れてみたい

と思います。

最後にご紹介したマイナス面ですが、乳酸菌にかかわらず、よいものも

とり過ぎれば体に悪影響があります。

 

わたしは乳製品は数年前からあまり摂取していないので、

症状改善のためにはヨーグルトではとりません。

糖分も気になるので、ヨーグルトを食べるなら豆乳ヨーグルトを無糖で、

フルーツを少し足して食べることもあります。

ちなみに今回調べたなかではロイテリ菌が気になります。

 

・糖分の含まれていないものをなるべく選ぶ

・続けて二週間以上たべてみる

・摂取はほどほど、便秘、膨満感などの症状を見ながら適量をとる

 

 

 

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